暖冬のせいか、今年はクリスマスムードが薄らいでいるようだ。
自宅用に予約したケーキは、ナイフで6等分にした。
当分、ケーキは食べなくても良さそうである。
ケーキの主役となる、艶のあるイチゴを口に含むと、甘みがあって美味しかった。
イチゴの旬は春先なのに、いつの頃からか、冬の味覚に季節変わりしてしまった。
子どもの頃、牛乳に砂糖をまぶして、その中にイチゴを入れて、スプーンでつぶしながら食べたけど、 今はどうなのかな。
シャレた大人の夜は、シャンパンとイチゴの取り合わせは定番だが 「リチャード・ギア」 じゃあるまいし自分だと気恥ずかしくなってしまう。
それに、イチゴは大人の食べ物であろうか。
酒を飲むようになると、甘いものを口にしなくなるように、フルーツも口にしなくなる。
デザートとして食べるのは上品だが、自分で買ってカットしたりする人は少ないのでは。
その点、イチゴはヘタを取って食べやすいから、子ども用のフルーツには適している。
だけど、イチゴは甘い口づけの代名詞だから、想像上 「おやじのイメージ」 として似つかわない。
どうも、イチゴとおやじの絵面は、ビジュアル的に 「お口の恋人」 とは、程遠い世界観がある。
2015年12月25日
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