2015年10月10日

無題雑記 16

三連休の前日にあたる金曜日の昼下がりは、街がにわかにざわめいていた。

万代や古町では、連日となる街中イベントの準備で、周辺関係者が奮闘しているようだった。
万代と古町の大きな違いは、集まる人であろうか。

万代は学生や若者を中心に、主婦や仕事中のサラリーマン姿が目立ち、ボクのように平日の昼間からブラブラ ? しているような人は少ない。
別におしゃれな街を歩きたいとか、余興を求めてさまよっているのではなく、単純に徒歩の圏内でコトが足りる街に住んでいるだけのこと。

その反面、古町は定年間近とおぼしき中高年、差し迫ってやることがなさそうなご老人の姿が目立つ。
その姿、日常の買い物ついでにお茶でも飲みたいのだが、話し相手が見つからず、街のベンチ椅子でぼんやりとたたずんで、すごしているようにも見える。

ボクの見る気分にもよるが、万代と古町は本格的に 「すみわけ」 されてきた印象である。
その際、それぞれの思いや背景はあるだろうが、地域の異文化をぶつけ合うことは、結構大きなロスにつながりかねない。

地下の西堀ローサ、旧噴水広場の真ん中に立つと、30年前の活気みなぎっていた残像がよみがえる。
若いころ、デートした思い出をなぞりに中高年が訪れるような、ノスタルジーな空気もただよっている。
このあたりの甘酸っぱい、心情的な物語を 「まちおこし」 のヒントにできるのではないかと思える。

懐古趣味はないが、だれの心の中にも 「セピア色のレトロ感」 は閉まってあるから、それを引っ張り  出せるイベントがあったら、有効ではないだろうか。
万代橋を渡り廊下にして、二つのエリアを見比べると、たがいの 「街のスタイル」 はハッキリしている。

コーヒーを持つ左手の時計を見たのが 「16:10」 古町通りの喫茶店。
店の開店7時に向けて、若者で賑わう万代へ戻り、徐々に段取りをはじめた。

そんな金曜日、店の口開けは、お寿司屋さんの経営者だった。
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