今年は、戦後70年となる、節目の年である。
連日、二度と戦争を繰り返さないため、貴重な戦争証言を目にしている。
この際、観念的な言葉は一切省く。
広島で、救護体験者 (当時13歳) の証言が生々しかった。
「無数の遺体や負傷者を見ているうちに、死への恐怖が薄れ、次第に悲しみの感情も奪われた」
これが、戦争の怖ろしさなんだ。
ボクの父親は、長崎出身である。
長崎 「原爆の日」 となる、今日9日は、奇しくも新潟まつり最終日の花火大会。
父 (当時11歳) は、その時の体験を思い出すのか、この日だけは食事を口にすることはなかった。
それが、父親なりの慰霊者に対する 「型」 だったのであろう。
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