2015年07月21日

気持ちのいい本

お笑い芸人の又吉直樹が描いた、著書 「火花」 が、芥川賞を受賞したことは記憶に新しい。

今の時代、腰をすえて、本を一冊書き上げることや、読みきることも忍耐はいるものだ。

ネットに慣れている人は、世の情報は短時間で処理するし、必要な情報だけを取り出せて加工できる。
それに慣れすぎると、必要のない情報はムダなものとして、わずらわしく感じてしまうのかも。
そうなると本を読む時間すら、ムダなこととして耐えられなくなる。
みんながそうというわけではないが、大きな流れではそうであろう。

本 (物語) の多くには、伏線というものがあり、点と線をつなぎ合わせることが楽しみとなる。
しかし、最初から答を求めるのがネットの強みだとしたら 「なぜ」 「どうして」 など、逆にあたりまえの疑問が浮かばなくなり、正解や結論を問わず、物事を予想することをしなくなると思う。
こうなると、考えるヒントを見逃してしまったりするんじゃないかな。

ここまで、あれこれと自分の考えを書いたけど、ご承知のとおり、ボクは偏差値の高い人物ではない。
最終学歴の高校では、テストは答を丸暗記することで勉強した気になっていたから、テストのための    テストでしかなかったし、でも大学に進学していたら、考えるのが勉強であることに気がついたかも。
つまり、求めるものは答ではなくて 「オレはこう思う」 という 「アイデンテティー」 だからね。

ボクは、芥川賞に直木賞、文豪が執筆した純文学など、特定の古典にはあまり興味がない。
では、ボクにとって 「気持ちのいい本」とは、作者と共感したときに出る 「アルファー波」 だ。
それに本を読むきっかけになったのは 「孤独感」 がはじまりだったから、若さゆえに自分を見つめる  ヒントをあたえられたようで、書物に対する造詣はどこかにあるのかも知れない。

傾向的には 「告白的なノンフィクション作品」 が好きだから、無名な作家のほうがしっくりとくる。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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