2015年07月18日

Carol Welsman (P & Vo)

最初にジャズを聴いたのは、インストからだったせいか 「ボーカル」 には、あまり興味がなかった。

熱心に聴いたといえば、ジャズテイストなシンガーで、最たるは 「アニタ・ベイカー」
真正なジャズならば 「ヘレン・メリル」 「サラ・ボーン」 を、何かしながら聴き流す程度だった。

世代的に 「ネクタイ族のアイドル」 または 「ジャズを歌うポップスシンガー」 の全盛期だったので、 「阿川泰子」 「マリーン」 あたりのブームを受けたから 「ジャズの本格派」 は、後の経験となる。

ボーカルを聴くようになったのは、40歳を過ぎたころで 「歌」 については、見事に遅咲きなんだ。
それに、歌詞 (テーマ) は、ほとんどピアノのメロディーで覚えたので、原曲 (曲名) を言われても、あんまりわからず、歌いだしで 「あ、あれね」 みたいな感覚である。

ジャズボーカルの魅力は、歌でありながら、楽器にもなるところ。
テーマを歌ったあとのアドリブに魅力があるから、歌声しかり、音域や技量に合った選曲、やや技巧的なパートも優れていないと、次第に飽きてくるときもある。

だれでも歌えるが、だれにも歌えないのがジャズで、あとは、自分の思いをどれだけこめられるかでさ。
そんな歌詞とメロディー、どちらを重視して選曲するのか、機会があればシンガーに質問したいけどね。
好きな歌声は気分にもよるけど、重すぎず、軽すぎず…   今の時季なら 「サラリ」 系がいいな。

「キャロル・ウェルスマン」
南からの吐息を感じさせる、そんな歌声が素敵だ。

欧米人の妻が白いキッチンでラザニアを作りながら、この曲 (ブラザジア) を口ずさんでいるような、昼下りの幸せな家族の光景が目に浮かんでくる。
その間、夫はソファーで娘をひざに座らせて、絵本の読み聞かせをしながら、待っているような。

聴いていて、場面が描写できる音楽こそが、本当にいい音楽なんだと思うね。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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