2015年05月10日

おふくろ

ボクらの世代、人気テレビ番組と言えば 「太陽にほえろ」

新人刑事の成長を同時に描く、ヒューマンドラマであった。
中でも 「マカロニ」 (萩原健一) 「ジーパン」 (松田優作) 「テキサス」 (勝野洋) ぐらいまで夢中で次第に番組から遠ざかったと思える。

3人に共通していることは 「殉職シーン」 で、それも皆まちまちだった。
「ジーパン」 は、シンコとの結婚を前にして、裏切りの銃弾に撃たれ、夕焼けの廃墟で寂しく逝った。
「テキサス」 も、銃弾に撃たれ、遠のく意識の中、刑事仲間に囲まれて逝った。

リアリティーあったのが、ショーケンこと、萩原健一が演じた 「マカロニ」
事件が解決後の帰宅途中、夜中にこっそり立ち小便をして振り返ったら、事件や怨恨とは全く無関係の通り魔に襲われたんだから、まさに孤独な犬死である。
本人いわく 「人が死ぬときはカッコつけていられない」 と。

マカロニとジーパン、ふたりの殉職シーンに共通していたのは 「おふくろ」 の存在。
マカロニは、最後に小さな声で 「かあちゃん」 とつぶやいた。
ジーパンも薄れる意識の中で 「おふくろ」 がよぎっていた。
生い立ちを、感じられる。

彼らが疾走した大都会は、高度成長期、真っ只中の東京の新宿。
男には 「望郷の念」 とりわけ 「おふくろ」 へは、造詣深いものがある。

5月10日 「母の日」 に投稿。
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