2015年03月25日

青春珍道中

大相撲春場所の歓声が静まると、夕方のリビングが寂しくなる。

だが、3月だけは引き続き、選抜高校野球の歓声が響き渡るから、春の訪れにリアルティーを感じる。

ボクは大した高校野球ファンではないが、画面から伝わってくる、快音と球児のさわやかさが好きだ。

高校3年生の夏の大会を最後に、野球部員は否応なしに退部となる。
それまでの 「イガグリ頭」 から、ようやく自由な髪型にできることが、実感として嬉しかったりする。
ある者はウェーブパーマにしたり、またある者は髪を栗色にしたり、それぞれであろう。

あどけなく日焼けしたニキビ面も、3学期にもなると青春の匂いも薄らぎ、少し色気づいてくるもの。
ファッションも流行を取り入れて、マフラーにオーデコロンなんか、シュッとつけちゃうようになる。
流れとしては、そのころじゃないか、童貞じゃなくなるのは…

その点、サッカーやバスケットにテニスなどは、ユニフォームセンスやヘアースタイルに自由があり、   弱くてもバンダナしてりゃ、かっこよく見えるから、早くから 「淡い恋愛」 が小爆発していた。
部活が終わって、自転車で二人乗りして帰りだすのも、お決まりのパターンでさ。

ボクらなんて、悲惨だった…
柔道に相撲だから、部員のほぼ全員が童貞だ。
先輩やOBも知識は豊富で 「女はよお…」 と威張ってはいるが、童貞であることはわかっている。

思春期の楽しみといえば、週末のエロ本の回し読みとなる。
エロ本は次第に、変な匂いやページが貼りついたり、ひどいのになると悩殺カットが切り取られている。
ヤギじゃあるまいし、食ったとは思わんが、そんな具合にボロボロ状態で回されるわけだ。

それでも、たまに近づいて来られると、どこかの女子校で 「アマゾン」 とか呼ばれて、長いスカートでモジャモジャ頭でキンキラキンの女だったり、もう 「聖子ちゃんカットの子」 とは無縁なのである。
そのころ、ブラスバンド部にお願いされて、ドラムを叩いていたせいか、ほんの少し人気の帳尻が合っていたようだが、元々 「テレや」 なので、女の子とのつきあいかたがさっぱりわからなかった。

さすがに、イガグリ頭になることは抵抗したけど、鉄ゲタをはいたり、タイヤを引っ張りながら走ったりと、系統的には野球部の泥臭さに近い存在だった。
だから、カッコいいシューズと原色のユニフォームを着て、ニックネームで呼び合い 「ヘイ、パス」 とか 「青春ハッスル レッツ ゴー」 など叫んで、ゴールを決めるたび、みんなで抱き合う競技はムリだ。 
それが、相撲の団体戦だとしたら、いつしか高校生にして 「あぶない関係」 に目覚めちゃうでしょ…

そんな青春時代だったので、いつの時代も変わらない、高校野球のあの雰囲気が好きである。

よし、明日、ビルボに 「テニスウェア」 を見に行こう!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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