2015年01月11日

OH NO OH YES

テレビ局のアナウンサーとして、採用が内定していたにもかかわらず、大学時代にクラブでアルバイトをしていたことを理由に、内定を取り消しにされた報道は記憶に新しい。

一転、女性が訴訟を起こした末、和解が成立する見通しが立ち、晴れて採用が保全されるというが…

昔、こういうことは表沙汰にならなかっただけで、似たような事例はあったと思える。
真偽はともかく、いつの時代でも、男女の噂には尾ひれがつくことはあった。

男はクラブのホステスに入れあげ、肩書や権限を利用して、入社に便宜を図ったとか。
女はそのときを乗り切るための関係となり、入社後しばらくは常務の女であったりさ。
枕営業の果て、利用したつもりが利用され、利用されたつもりが利用したなんてこと。

オフィスで寝た関係って、傍から見てわかるもん。
言葉遣いがなれなれしくなるし、声のトーンがヒソヒソと下がる。
人目につきにくい場所で立ち話をするようになるし、次第に群れをなさなくなる。
会話の途中で黙って男を見つめ出したり、言動が隠しようなくなってくる。
関係を誤れば、オフィスを全裸で歩いているようなもんだ。

どっちが純情で打算的かはいったん置いて、男の中には出世に響くからとして、それまでの女を平気で棄てるような冷酷さもある。
朱の交わり方が幼いと、浮気と本気が交錯し合い、泥まみれになることもあると思う。
惹かれたのはいいが、妻子ある関係で擬似恋愛したいのか、それとも密会に酔い知れたいのか。
それこそ、竹内まりやの名曲 「OH NO OH YES」 の 歌詞の世界観であろうか。

普通の感覚であれば、身銭を切ってクラブで飲める人は限られる。
会社請求してもらっているか、領収証扱いであろう。
問題は手続きではなく、人 (会社) の金で飲んでいながら、クラブのホステスを口説こうとする根性が浅ましいのである。

クラブは、ドレスアップした姿と楽しい会話で、日常の疲れを洗い流す場所。
それなのに陰に隠れて、会社の経費でホステスを口説こうとするのは、男のぬけがけだよな。
口説きが叶えばいいが、だいたい女性から 「相談がある」 で、聞かされることは、その子につきまといはじめたり、情けない話になると、愚行を 「暴露」 されたりさあ。
それにプライドあるホステスなら、やすやすと大切な体を開けっ広げにはしないからね。

店に通えばセックスをさせてもらえると、本気で思っているから始末が悪い。
だから、抱かせてもらえないことがわかると姿を現さなくなる。
それでいいのかも…  最初から 「クラブのお客さんじゃないから」  コレに尽きる!
今度は他の店でまた似たようなことをはじめ、その界隈ではちょっとした有名人になっている。
それで、風の噂でその男に抱かれたホステスまで、業界で笑い者にされてたりするからこわい。

職業上 「このお客さんは来なくなる…」 と、勘が当ることがある。
不毛な女性がらみだったり、教養レベルで浮いた存在になったり、何かしらの失態をはたらいてしまい、  それから敷居をまたげなくなったとか。
ウソぶって 「行かない」 というより、本当は 「行けない」 ことのほうが、信憑性が高かったり。

僕はクラブに通えるだけの、雰囲気や金銭など持ち合わせていない。
クラブの流儀を守るだけで精一杯だろうし、浮いてしまうのが目に見えるから行かない。
結果として、その店を裏切ってしまうことになるから、早い話、甲斐性がないんだ。

昔の話を思い出扱いしても、今は身の丈に合ったところでしか飲めないし、自分のペースで気兼ねなく通える店があれば十分。
それにあっちこっち、頻繁に鞍替えする年齢でもないし、地味に地域密着型になっていく。

あらためて、クラブやバーは、酒を飲むところだけであらず、社交をする場所でもある。
酒と女はつきモンだから、私生活を誤解されたり、色眼鏡で見られる仕事かも知れない。
だけど、昼と夜の環境の違いだけで、お客さんのことを 「真剣に考えて話す」 こともあるんだよ。

だから、採用内定を取り消すなんてのは、男社会の女性に対するひずみや横暴なんだ。
接待で利用しているのは男だから、「調整的なことを言うよなあ…」 と思ってしまう。
まあ、ハニートラップを、仕掛けられたのであれば話は別だが、男と女は魔性である。

タイトル何にしようかなあ…  OH NO OH YES  で、いいか。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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