2014年12月29日

年越しそば

うー 寒い…  今冬は寒すぎるぞ。

寒さには強いと自負する僕でも、はじめてインナーの上下を身につけたほどだ。
これで、もう肌身離せなくなるだろう。

帰省ラッシュがはじまった。
いまさらだが、故郷のある人は幸せである。
そこに、愛しい気持ちがあるからだ。

89年12月30日 夕方の山手線内回りでの車内。
あのときの心境は、一生忘れることはないだろうなあ。

その年、忙殺されそうな仕事量を抱えており、わずかな帰省すらあきらめていた。
空席が目立ちはじめた車両の所々には、これから海外旅行に出かけるカップル、羽田空港に向うと     思われる家族連れ、ボストンバック片手に東京駅に下車するであろう学生風。

それぞれ、同じぐらいの年代が土産を手もとに、帰郷を楽しみにしている表情がうかがえた。
そのときだったかなあ… 自分の境遇がうらめしく、家族の温もりをうらやましいと感じたのは。

まあ若かったから、そう頻繁に実家に帰省するタイプではなかった。
その代わり、アメ横から海産物など送ることで、親不孝を棒引きしていたところもあった。
帰省できないのなら、帰省できない代わりに、ちょっとした敬意は示していたつもりだけどね。

僕は新潟が故郷であれ、もう実家は形骸化している。
それに妻の故郷を神戸から新潟にした以上、東京から連れてきた責任というものがある。

正月に自宅を訪ねてくる血縁者はいないが、故郷に腰を据えてくれたからには、これからの人生を     共有するあらゆる意味においても、「年越しそば」 は、一緒に食べるようにしている。

正月とは、少し甘えが許される、家庭という安らぎの場なんだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック