2014年10月14日

ひとり欲

休日の短い時間を利用して、書店めぐりをしようと思っていたが、夕方には雨がポツポツ…

そう遠くにはでかけられないと気を取り直し、紀伊國屋書店で新刊文庫を一冊購入。
近くのコーヒーショップで50ページほどめくり、いつものスーパーに、晩酌のつまみを買いに行く。

今夜の外出は、これで終わりであろう。
あとは自宅で文庫本の続きを読むか、録りためた番組を見るかそんなところだ。
帰るころには、台風入りを告げる突風にみまわれ、自由行動のない 「あきらめの休日」 となる。

行動範囲は狭いが、休日の夜は外出するようにしている。
そのほとんどは、「ひとり遊び」 だが、あまり現実的な問題に気持ちを支配されないようにしている。
ひとりの時間が充実したころに、友人と呼べるか微妙な関係と一緒に飲むのが好きだ。

妻と食事へ出かける日もあるが、当初から自由な生活スタイルなので、おたがいの欲求を認め合うのが夫婦円満な秘訣となっている。
婚前から親元を離れて、東京でひとり暮らしに慣れていたので、おたがいの距離感にも伸縮性がある。

核家族や子どものいない夫婦は 「せっかくの休みだから、どこかへ行かねばならない」 となりがちだ。
さながら間違いではないけど、夫婦だから、夫は水族館 妻は美術館 という単独行動を楽しめる。
こういう行動は、逆に夫婦仲が悪いとできないんだ。

若いころの恋愛は、相手を想いはからんがため、大して興味のないこともわかろうと努力するもの。
それって健気なんだけど、どこか媚びているんだよね。
「同じことをしてほしい」 じゃなく、「違うことをしてほしい」 のほうが、おたがいの 「ひとり欲」 が    満たされて、結果 「ふたり欲」 が強くなるんだと思える。

店には、「ひとり欲」 を満たしに来るお客さんがいる。
ひとりで飲めるのは、信頼できるパートナーがいるからだ。
見方において、「いつもふたり一緒で仲がいい」 というのは、見た目の思い込みであり、ひとりだから  好きなことをさせてもらっていることに、ふたりの仲の良さを察するべきであろう。

ある日、こんなことがあった。
友人の恋人と一緒に飲むことになったとき、彼に 「彼女をお借りします」と伝えたら、笑いながら     「よろしく頼むわ、言うこときかんかったら、そのへん投げておいて」 と、心優しい言葉が印象的だった。
変なヤキモチを妬いたり、妙に束縛めいたこともせず、こういうのが信頼できるカップルじゃないかな。

台風19号は、明日の午後3時には、中心気圧が新潟に上陸するとか。
あーあ、 夕方イオンの火曜市には、俺ひとりで行って来ようかな…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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