2014年10月13日

マラソンランナー

「本当に台風が接近しているのかな」
そう思わせるほど、晴天の 「新潟シティマラソン」 だった12日。

ノーベル文学賞候補に上がっていた、村上春樹の趣味は 「マラソン」 だという。
何かのインタビュー記事で読んだが、「走るからには、最後まで歩かない」 ことを信念にしていると。

名作映画 「ロッキー」 で、試合の前日、寝室でエイドリアンにつぶやいた台詞。
「もし、俺が15ラウンドまで立ち続けられたら、ただのチンピラじゃなかったことを世に証明できる」

そのどちらも、ありきたりな言葉にさえ聞こえるが、生への共感を覚えてしまう。

日常生活において、真に感動するようなことは少ない。
他人から感動を与えてもらうぐらいなら、自分で感動を作り出したくなる心境なのかも。

本音を言えば、半世紀も生きていれば、大概のことは経験している。
もう世界は広がるどころか、逆に狭くなるもので、つきあいは固定化して行動範囲も限られてくる。
仕方のないことだけど、そろそろ受け止めなきゃいけない現実となる。

だけど、自然の風景に感動できなくなったり、映画を見ても感想が出てこなくなったとしたら…
人の機微に感謝できず、計算式のような自分本意になったら、きっとガッカリするんだろうな。

僕の生活から、サイクリングをなくしたら、五感の解釈が欠しくなり、感動の結びつきが鈍くなるだろう。
そう考えれば、村上春樹の 「走る」 ロッキーの 「立つ」 とは、イコール 「〜続ける」 ことに意味が つながっていると思える。

つまり、マラソンで ゲッポ (新潟弁で最下位) であったとしても、最後まで立ち止まらなかったことが「男の勲章」 なのかも知れないね。

僕が市民ランナーなら、「へぇ、ダメら…」 とか言って、萬代橋を直進して自宅に帰るだろう _| ̄|○
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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