2014年09月08日

Jazz Talk Vol.49

N塚さんから、「ジェフ・ワッツ」の初リーダーアルバム 「シチズン・ティン」を聴かせてもらった。
(一曲目、ウィントン・マルサリスのソロを聴くと、あれだけ大口を叩くだけのことはあるわなぁ…)

ワッツのドラミングは、まるで 「マイク・タイソン」級の重量感とスピード感ながら、コンポーザーとしての才覚もあることを知った。
彼のアルバムに限らず、この世代の流れは、「ブランフォード・マルサリス」 「ジョーイ・カルデラッツオ」 「ジョシア・レッドマン」 「ブライアン・ブレイド」など、実験的なジャズに挑戦していることがわかる。

「ブラッド・メルドー」にも言えるが、伝統を消化しながら、だれにも媚びない現代センスがあるんだ。
ムリに演奏を盛り上げようとはせずに、探り合いの中で盛り上げ場面を作るようなところがニクイんだ。
一年前、「チック・コリア・グループ」のコンサートを2列目で観たとき、確かにそんな印象をもった。

11月の新潟公演 「上原ひろみ・グループ」も、その傾向に近い気がする。
ドラムのリズムの刻み方、複合拍子を使ったり、どこか難易度を楽しんでいる節がある。
このあたり、「複雑すぎる」という意見もあるだろうが、多くの音楽的要素が交じり合っているから、     キャッチーなサウンドとは言い難い印象からなんだと思える。
かたくなに、4ビートのアコースティックジャズが好きな人には、少々苦痛に感じてしまうかもね。

当然、良し悪しではない。
グルーヴ感(ノリ)の違いであるから、行き着くところは個人の好み。
僕の手元にもある、上原ひろみの初スタンダードアルバム 「ビヨンド・スタンダード」を聴けば、ここまで書いた内容を少し理解してもらえるかと思う。

つまり、新しいジャズは作り続けられており、「理解できないから、こんなのはジャズじゃない…」では、 その可能性を放棄したと同じだから、フレッシュなフィーリングにも耳を澄ませておきたいものだ。

僕の中心的存在は、「キース・ジャレット・トリオ」だが、そこだけ聴き続けているわけではない。
50〜60年代のメインストリームにタイムスリップしたり、良質なフュージョンに耳を傾けたり、そして  今の最先端ジャズ(音楽)に注目しながらも、肩肘張らずにセレクションしているんだ。

だけどやっぱり、「ダンモズージャ」が、一番おちつくかな… (往年のジャズメンの逆さ言葉遊びだよ)

 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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