2014年08月04日

木枯し紋次郎

時代劇に癒される年齢になってきた。

「こいつはただのクセってもんでさぁ」と、口の楊枝がヒューと鳴る…  あいつが、木枯し紋次郎だ!

BSの再放送で録りためていた、中村敦夫が演じるドラマ 「続・木枯し紋次郎」を少しずつ見ている。
もうすでに、第三シリーズ 「新・木枯し紋次郎」もはじまった。

彼の生き方、どういう経緯があり、なぜ無宿渡世人になったかは知らぬが、天涯孤独な哀愁が漂う。
ケンカの強さは筋金入りの評判だが、決してみっともないケンカはしない、本物のプライドをもつ。

紋次郎ほど、やさしい男はいない。
「あっしには、かかわりあいのないことでござんす」 と面倒を避けるが、コトと次第の本質を見抜いて、怒りの琴線に触れたときには、腰のドスを抜いて一歩も引かない男気がある。

人の人生に余計な口出しをしないかわりに、自分の人生にも口出しをさせない潔さがいい。
一見、渡世人の冷たさを感じるが、本当のやさしさには厳しさがともなっているもの。
つまり、やさしくされる人のためになる、本当のやさしさをもっているんだ。

木枯し紋次郎は、あるべき男の姿として、笹沢佐保が原作した劇画である。
時代も違えば、実在した人物でもないから、紋次郎像は十人十色であろう。
僕に男を語る資格はないんだけど、心がけ次第では憧れは手本にできるからね。

大人がアイドルの追っかけをすること自体、生きたいように生きているんだから否定しない。
だけど、紋次郎のように寡黙に仁義を重んじ、孤独な世界を知ることも見ていて損はない。
男は気が弱いから虚勢を張るのであり、抱くのは 「かくありたい自分」だから憧れるのである。

1972年 僕のヒーローは、仮面ライダーでも、少年ジャンプでもなく、木枯し紋次郎だった!

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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