2014年07月23日

逸ノ城

待望の日本人横綱候補として、毎場所 「遠藤」に大きな期待が寄せられている。

そんな遠藤もここまで10日目、5勝5敗の五分の星ながら、内容は苦戦している。
しかも全体を見渡すと、そう易々と期待通りには、立ち行かなくなってきたようだ。

十両から、超重量級のモンゴル力士 「逸ノ城」が着々と番付を上げてきているからだ。
過去、上り調子で入幕した力士は、手土産ついでに十両優勝をしてた感じを受けていた。
幕内の 「遠藤」 「照ノ富士」も十両優勝者だし、「大砂嵐」もさっさと通過したはず。
横綱候補といわれる力士にとって、十両はとどまるところじゃなく、通過点に過ぎないからね。

だけど寂しいのは、伝統国技でありながら、日本人のスケールがあまりにも小さすぎる。
このあたり、素質(運動能力)の高い若者ほど、人気スポーツへ才能が向き、角界に入門してこない。
そうなるとどんなスポーツでも、競技人口が減っているのに、競技種目だけが広がっていくのだから、   2部リーグのエースが、1部リーグのエース格になってしまう現象も起きてくるだろう。

本当に相撲の強い力士ほど、体格が大きいわりにはスピードがあるし、均整も柔らかいからどんな     スポーツにも適応できてしまうと思う。
さすがに球技は難しいにせよ、他の格闘技にも順応できる資質があるだろう。

長年、大相撲を見て思うのは、体格に添った柔軟性と瞬発力に強さがあり、それを体現しているのが、  心技体の兼ね備わっている 「白鵬」といえよう。
それにモンゴル勢は民俗学的に、格闘遺伝子が強いのかも知れない。
前にも書いたけど、母国の国技であるナーダム (モンゴル相撲)こそ、相撲の本質にかなう競技    なんじゃないかと…  まわしをとらせたら強さを存分に発揮するでしょ。

ともあれ、遠藤・遠藤と浮かれてられないのは、もうすでに十両以下から、またモンゴルからの才能が次々と番付を上げてきていること。
遠藤を応援する気持ちは同じだけど、日本人力士を取り巻く環境は思いの外に多難なのである。

この先、遠藤のライバルとして、大砂嵐 照ノ富士に続く、第三の存在こそ、逸ノ城のような気がする。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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