2014年04月27日

ホームレス理事長

今、日本のドキュメンタリー映画がおもしろい。

27日 市民映画館「シネ・ウインド」で、「ホームレス理事長」(退学球児再生計画)を鑑賞してきた。
自分への営利を放棄して、自己犠牲の精神もないと、小さな組織は運営が難しいと思わせられた。

苦境に追い込まれた「NPO野球部」の運営費をまかなうためとはいえ、気持ちがつながらない人たちに頭を下げ続け、次々と覚悟という理想を打ち砕かれてもあきらめない理事長。
そんな内面の葛藤などおかまえなしに、容赦なく理詰めな言葉を浴びせまくるPTA。
僕が最後までわからなかったのは、彼をそれほどまで突き動かしている原動力だった。

主人公の理事長(44歳)は、かつては野球部の監督として、甲子園に出場したほどの指導者である。
何がどうあったかはわからぬが、途中退学した夢半ばの高校球児を集めてチームを立ち上げたもの、私財を投げ売ってまでの無策ぶりに困窮するドキュメンタリー映画。

商業性のない作品の中にこそ、衝撃的な真実が見えているもので、それら多くのことは知らなければ、または知らされようとしないことに動揺を強いられる。
本編、組織に従属した高所得者層が、関心を持つ映画ではないだろう。
だが、中小企業や個人事業主の経営者であれば、後半は生々しい資金繰りの場面が続くため、思わず途中で退席したくなるが、だれが理事長を責められるであろうか…

現実、道徳の次元だけで動いてないことも多い。

映画を観て、その都度記すことはないが、たまに万代の映画館へ駆け込み鑑賞してるんだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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