2014年03月06日

Jazz Talk Vol.40

「キース・ジャレット・トリオ」の魅力に、「イントロ・スタイル」の美しさがあげられる。

ビギナーはテーマ・メロディーだけで、好き嫌いをわける傾向があるようだが、論じられるべきは演奏  そのものであるから、そう早合点しないでもらいたいのは僕の意見。

前段となる「イントロ」は注目すべきだ。
ピアノのイントロが象徴的に思える、アルバムを2枚紹介しておく。

「スタンダード・ライヴ」(85) 「スティル・ライヴ」(88)

ともにオープニングナンバーとなる、「ステラ・バイ・スターライト」 「マイ・ファニー・バレンタイン」の    イントロを聴いていると、まるで星空を見ている錯覚におちいってしまうほど。
次第に2人が加わり、3人のインタープレイに熱気が帯びたあと、デリケートな仕上がりで終える。

セックスなら前戯はイントロで、気づいたら夢中になっており、後戯のエンディングに余韻をもたらす。
艶かしい表現だが、大人の色気が漂うほどに、イントロ部分にフェロモンを誘う。
それをカクテルジャズと形容する人がいたら、聴き誤っているに違いない。

僕自身(当時18歳)、83年の結成に添いながら、30年目で解散した去年で一応の区切りはついた。
その間、いろんなタイプのジャズを聴いたが、長い時間枠で聴いたせいか、戻るジャズは彼らなんだ。

それにしても、われながら僭越(せんえつ)極まりない。
新潟のちっぽけなジャズバーのマスターが、世界最高峰のピアノトリオのことを、あれこれ好き勝手に  書いてるんだから、本人らに知られたら迷惑がられ…  いや、鼻で笑われるんだろうな。

でもね…  俺、惚れたら、しつこいのヨ…  
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック