2014年02月22日

大丈夫か

桜を見せてやりたかったんだろうな…

年齢を重ねると避けては通れない行事にお葬式がある。

21日 夕方、友人の母親のお通夜に一足早く焼香を済ませてきた。
喪主となる彼とは下町育ちの同級生ではあるが、中学を卒業してからは自然とつきあいが途切れた。
28年後…  僕がお店を開業した噂を聞きつけて、誰よりも早く来店してくれた「粋」がきっかけとなり、  今に至るほどよい親しさが戻った。

彼の母親の姿を最後に見かけたのは中学生のとき。
自転車の荷台に、キリンレモンを1ケース積んで、近所をたくましく走っていた日常の姿だった。
家へ遊びに行くたび、玄関先に置いてあった、キリンレモンを礼儀知らずにも飲んでいた。
冥福をお祈りするとともに、そんな恥かしい過去に思わずタメ息をついた。

彼はとても母親(家族)想いで、ひとえに穏やかな性格なので、その心中察するにあまりある。
これまでの母ひとり子ひとりの生活から、しばらくはひとり暮らしがはじまる。
寄り添うほどの親しさではないが、仲間ならひとこと「大丈夫か」で通じるものがあると思いたい。
それに、自分のこれからも投影されてくると思えば、彼の心中を軽んじられなくなるからね。
こういうのは年齢を重ねないと、たどりつかない心境なのかもしれないが…  覚悟なんだろうな。

四十九日後、新潟の桜は満開になっていることだろう。
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