2014年01月30日

全容解明

この数日間、最寄のスーパーにある、冷凍食品コーナーが閑散としているのがわかる。

群馬県で冷凍食品に農薬を混入させた罪で逮捕された容疑者の全容が解明されてきた。
確信犯には間違いない。
確信犯を直訳すれば、性格そのものだと思う。
善悪よりも、興奮に快感を覚えてしまう危険なタイプである。

誰でも犯罪に巻き込まれてしまう可能性がある。
それは第三者の勘違いだったり、人柄を利用されてしまったり、そのケースはさまざまだろう。
精神バランスが崩れているとき、「おもわず 〜 してしまった」おそれもあるかも知れない。
今は立場で人柄を判断できない世の中である。

だが、農薬混入事件の容疑者は、最初から犯行を企てて実行に及んだ確信犯である。
これを「偽計業務妨害罪」だけで済ませられるのか、今後の判決に注目していきたい。

報道によると容疑者(49歳)には、妻と20代の子ども、年老いた母親がいるという。
マスコミは追求の手を家族にまで向け、全容解明という都合のいい言葉で書きたてたり、映像を電波に乗せて発信してくるが、成人とはいえど家族は独立した一個人として扱うべきだと思う。
最近では「みのもんた」が息子の犯罪責任をとり、番組を降板したのかさせられたのかはわからぬが、記憶に新しい出来事である。
親の影響下(甘やかし)にあった息子であれど、成人であれば責任は全て取らせるべきだ。
しかし、親が学生の身分でもない子どもに仕送りをしてたり、平気でモノを買い与えるのが横行している世の中であれば、「親子ワンセット」の甘えた構図は切り離せないんだろうな。

数年前、世界的に有名なジャズトランペッター「日野皓正」を父親に持つ娘が薬物違反で逮捕された。
マスコミは親に取材を申し込んだところ、「成人してるんだから、テメエで責任とれ」と一喝。
胸のすくコメントだったが、親は怒れど陰では子のことで頭を下げているのが親の心だと思う。
全てを放り出すはずもなく、それが愛のムチだったりするわけで、それこそ家族のプライドであろう。

有名無名関わらず、家族まで追い討ちをかけ過ぎるマスコミの報道姿勢は、どこか心の狭い正義感を振りかざしているようで、滑稽に映ってしまうんだ。
見方においては、真相を収集(要約)する能力がないから、手っ取り早く記事になるところから入るような 気もしないでもない。

容疑者は裁かれるべきだが、共犯の可能性が極めて少ない家族への倫理観は大切なことだと思う。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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