2014年01月27日

パンドラの箱

会計中、店員さんから「スマートフォンはお持ちですか」と聞かれたので、持ってないことを告げた。

スマートフォンを活用した、会員サービスの加入を勧めたかったようだ。
そんなアプローチを受けていくうちに、エンドユーザーは買い替えを考えていくんだろうな。
「いずれは持たざる得なくなるのかな」と思いながら、今は不自由もなくガラケーを使っている。

私生活で写真を趣味にしていると、人とのつながりが早いという。
おたがい、カメラを持っていることを意識するし、専門用語も通用するから声をかけやすいのだろう。
スマホはそれに似た理由もあると思うし、今なら「操作慣れました…」で会話に溶け込めるであろう。

最近、浮気する男女が増えてきたらしいが、浮気の仕方が幼稚であることは間違いない。
履歴をそのままにしておくとか、写真を保存しておくなど、浮気に憧れた浮気のように思える。
そこには、男と女の秘密めいた色気がない。

その昔、漫才師の横山やすしが著書に愛人関係について述べていた。
「知られてはいけない、女の電話番号ぐらいは覚えている」
アドレス帳に記録したり、男の名前でかくらんする真似せず、「惚れた女のナンバーぐらい覚えておけ」が持論らしく、知られちゃいけないことは記録に残さないのが浮気のルール。
それをできずに、思い出にしたがる仲であれば、浮気の資格(センス)はないに等しいだろう。
どこまで本音か知る由はないが、そう公言すること自体、女の誕生日も覚えていたと思える。
こういう男なら、浮気しても最後までその女のことは守るであろう。

数年前、バラエティー番組の中で島田紳助がこう言っていた。
「男のケータイの中には、女の幸せはない」
もしも見たら、食卓は息づまり、まさに「パンドラの箱」なのである。
人類は秘密に適応する過剰な玩具を低価格で大量供給しちゃったわけだ。

僕はケータイをロックしたことはないし、無雑作にテーブルへ置いてある。
見られても構わないのは、全て説明できる内容だから隠す必要がないんだ。
おたがいの私物に手を触れないのは、結婚当初からの暗黙ルールになってるので、ケータイの中身   だけでなく、財布の中身さえ知らない。
それに、妻は本ブログを読まないし、おたがいの「ひとり時間」は満喫している。
つまり、夫婦だからこそ、一定のテンションで生活しなきゃいけないんじゃないのかと。

でも、秘密のない夫婦なんて、薄味すぎるかも知れないと少し感じているのだが…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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