2013年11月28日

砂時計

砂場は最初に社交練習したような場所だったと記憶している。

好きな子もいれば、苦手な子もいる。
男の子もいれば、女の子もいる。
初めての子もいれば、遊びなれた子もいる。
砂で作るものも違えば、描くものも違う。
なかよしになれるかもしれないが、いじめられるかもしれない。
でも、少し離れたところから、やさしいお母さんが見ていてくれた。
砂場は成長するための、通過点だったと思う。

大人になれば、静かに見守りあう場所になる。
他人のプライバシーを、何かと詮索しない。
ネガティブな話をせず、ユーモアを解する。
自分勝手に、話題を独占することはしない。
独り善がりでは、誰とも友だちになれない。
こうして、人は消えて行き、残る人はいつまでも残り、また新しい人が入ってくる。
無縁社会にしないためにも、砂場は必要なのである。

ああ、人の「砂時計」を見たようだ…
    
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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