2013年11月21日

大砂嵐

大相撲九州場所千秋楽は、「白鵬」と「日馬富士」の東西横綱対決になりそうだ。
それに大関「稀勢の里」の調子がいいので、優勝争いにからんでくるかもしれない。

大相撲ファンなら、本場所10日目も過ぎれば、高い確率で勝敗を当てられるようになるだろう。
根拠はないが、今場所力士の立ち合いやふみこみ、重心運びや技の切れなど、自然に勝敗にかかわる要素に目が向くからだと思える。
それに、10日間も相撲を見ていれば、調子の良し悪しは何となくわかるもんだしね。

相手にまわしを簡単に切られるようであれば、突き指でもしているのかもしれない。
相手が右足首に負傷箇所をかかえているから、左からの攻めに弱いとか。
今はケガの防止も兼ねて、部位にテーピングをほどこしている力士も多いけど、独特な風習の中で   競い合う格闘技なだけに満身創痍であろう。

相撲はスタミナ勝負よりも、破壊的な瞬発力のほうが重要視される。
毎日が単調な稽古の積み重ねでありながら、軍配が返るその一瞬に全身全霊をかける。
そんな張り詰めた15日間が続くんだから、精神面も強くないとそうそうは勝てない。

今年1年の大相撲を振り返ると、強くなる要素を持ちながら、なかなか番付が上がらない力士にやきもきしたけど、ここにきて「遠藤」や「大砂嵐」のような、スピード出世の力士が現れてきたのが特徴的だ。

「遠藤」は弾力性があり、頭の良さがある。
7日目「千代大龍」との一番では、ひたすら突っ張られても左のまえみつをガッチリと離すことなく、   回転が衰えてきたときに体を入れ換えて、バランスを崩したところなど、定石ながらセンスなんだよな。

問題は「大砂嵐」でさぁー 今場所引退した「阿覧」のように、上半身の力に頼りすぎて乱暴なんだ。
ここまでの相手なら通用するけど、相撲巧者になってくる前頭上位にもなると通用しないだろうな。
それに「売られたケンカを買うタイプ」は、動きが直線的になり脇があいて単調な攻めになるんだ。
ケンカ越しで激情すればするほど、手足の感覚がバラバラになり、勝ち味が縁遠くなってしまう。
仕切りで胆(きも)を据えておかないと、張り手が呼び水になって、相撲じゃなくなるからね。

まだ、胆が据わってないぞ エジプト出身 「うおぉー すな あっらーしいー!」(大砂嵐)
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック