2013年10月22日

気軽な個性

朝にあたる月曜の夕方…

雨の日曜明け、夕方の万代は騒々しい気がした。
夜の街中の様子はわからないが、お世辞にも活気があるとは思えない。
満面に営業スマイルを浮かべてる、路上店員のほうが多いであろう。

定刻に看板の灯りを入れてしばらくのこと。
携帯電話に未登録のナンバーが表示された。
まだ、お客さんはいない。
仕事上、夜の7時を少し回った頃に着信が多いのは、こっちに気を遣ってのことであろう。
その相手がわからないので、少しかしこまったが、相手の声はそうではなかった。

「〇〇さん…?」  「さん」の語尾が上がるのはあいつだけだ。
別に用事があるわけでもなく、「その後、どうしてますか…」程度の親睦である。
それだけでも、人とのつながりは続いていくんであってさ。

昔は用件を包んだ電話のほとんどは、「うさんくさい勧誘」などで、私欲な内容が多かった。
この年齢になれば、こういう懲りない人には戸惑うこともない。
セコい真似されるのを嫌うのは、僕を知る親しい人であれば、その個性は伝わっていると思う。

つきあいに気軽さは大事だ。
今夜、楽天イーグルスがCSシリーズ優勝を決めたお祝いにひとりで来店されたFさん。
その動機も自分自身への気軽さであり、飲む理由をこしらえてくるところがわかりやすい。
そういえば、あいつからの電話も答えのいらない気軽な会話だったっけ…

毎日のひとつひとつは小さくてシンプルだけど、こうして短編で語れるところがその人の個性でもある。
ただ、その身近な個性に気づかずに、多くの出来事も流れていくんだと思う。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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