2013年09月17日

Mack The Knife

映画 「悪の教典」(主演・伊藤英明)を見た。

音楽はジャズシンガー、「エラ・フィッツジェラルド」が歌ったことで有名な「マック・ザ・ナイフ」
アルバムのタイトル曲にしたほど、60年代「ジャズヴォーカル」の名盤である。

この歌詞、犯罪を意味するメロディーを、エラがチャーミングに歌い上げている奇妙な曲である。
歌詞は劇中の翻訳で知ったことだが、それまではただ歌声に酔いしれていただけ。

名曲「星影のステラ」も美しいメロディーとは異なり、ホラー映画「呪いの家」のテーマ曲だ。
映画のことは知らなくても、いろんな場面を思い浮かべられるほど、素敵な曲には変わりはない。
しかし意味がわかれば、奇妙に困惑してしまう。

映画の主人公は私立高校で、とても人のいい先生を演じている。
その一方では、隠された狂気を押さえながら、刻一刻と大量殺人のチャンスをうかがっているサイコ。
そんな彼は精神疾患のフリをして、最後は警察に護送されていくが、これがまた始まりを予感させる。

ビリー・ホリディのような、ネガティブなイメージはない。
サラ・ヴォーンのように、大御所なイメージももたれてない。
エラ・フィッツジェラルドの、誰からも好かれる「エンターティメント」に注目をしたんだ。
映像が音楽を誘っているシーンに、「マック・ザ・ナイフ」を使用するあたりに恐怖を感じさせる。
余談だが、プロのヴォーカリストは曲目を歌詞で選ぶのか、曲調で選ぶのか、誰もが知るナンバーで  選ぶのか、直に聞いてみたいけどね。

この映画と挿入歌、「人は見かけによらない」ことを暗示しているようだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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