2013年08月12日

花火大会

新潟まつり最終日の演目は、「花火大会」で終わるのが慣わし。

スターマインは迫力があるし、花火と音楽のコラボも時代を彩っている。
曲芸のような創作花火も多く、カラフルな連射に目を奪われてしまう。

そんな演出は喜ばしいが、いつの間に日本らしさを感じにくくなった。
奥ゆかしい情景というか、演出がこり過ぎて生音の風情を壊している。

花火の原点は、精進料理に似ている。
だが、グルメブーム、誰でも飲食店に点数をつけるようになった頃から、日本人は精進料理を忘れた。
粗食に敬意をはらえないのに、花火の美を感じられるのかな。
シンプルな過程を経て、高度なことがわかってくるのに、今は原点知らずに創作ばかり見ているんだ。

見方は人それぞれ自由だが、原点は一発に込められた祈りだろう。
夜空に一発、大輪の華が咲き、衝撃音が響いた後、火薬の匂いが漂ってくるのが花火文化だと思う。
シンプルな打上げ花火にこそ、精進料理のような品のよさがあるような気がするんだけどね。

週末の疲れを少し残したまま、万代の某所で花火大会を見物すること50分。
スターマインの雷鳴を背中越しに聞きながら、下駄を鳴らして家路に向った。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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