2013年06月16日

誠実な仲間

役に立つ人間は、誰からも愛される。

遠い昔、大して親しくなかった知人から突然連絡が入った。
用件は、健康布団のセールスだった。
顔見知りから、自宅へ食事に招待された。
本題は、宗教の勧誘だった。
断ってから、二度と連絡がくることはなくなった。
彼らにとって、僕は役に立たない人間になったであろう。

上等だ…
私生活を営業の販路に利用するような奴であれは、所詮は所詮でしかないだろう。
金で役立つ一時の関係は、金が縁の切れ目になる。
本当に役立つ人間は仕事や年齢に関係なく、善意で役に立ったらそれはもう仲間なんだ。

ウルトラマンシリーズで人徳があったのが、ウルトラセブンだったんじゃないかな。
セブンは「ミクラス」「ウインダム」「アギラ」、3体の「カプセル怪獣」を懐刀に忍ばせていた。
自身がピンチの場面、時にはレベルに応じて身代わりとなり、凶悪怪獣と戦ってくれた。
対戦結果に見返りを求めないチームだから、たがいがたがいを支えあっているのである。
突き詰めると仲間の期待に、誠実に応えたいからなんだ。

僕の操作ミスで、パソコンが不具合をおこした。
その時に頭に浮かんだ顔が、友人であるT橋T之。
彼は人懐っこい性格の上、得意分野がハッキリしているので気軽に連絡ができる。
何もパソコンだけに限らないが、この分野なら彼であろうと個性が伝わっている。

あの分野なら、あいつに聞けばわかるだろう。
この相談なら、あいつが最も的確な意見を出すだろう。
もっと細かく言えば、人それぞれの職業冥利につくこともあるだろう。
全ては人から、個性は整理されているもの。
僕も誰かに個性を整理され「この場面、Eだろう」と指名されれば、その人の役に立っていることになる。

人それぞれの収納庫には、人の個性や得意分野が必ず保管されている。
その個性を風化させないためにも、適度に連絡を取り合うことで自然に個性交換しているもの。
ビジネスはビジネスだが、そう杓子定規に構えない器量も大事だったりする。
ウルトラセブンのカプセル怪獣のように、何か困ったときの3体の仲間は必要であろう。

つまり、人の得意分野を理解して認め合えれば、人間活用術にもなると思う。
但し、「奴を利用してやろう…」など不誠実につきあったら、冒頭のセールスや勧誘のようになるので、  注意を払いたいものだ。

人生も終盤戦に差しかかってくると、「誠実な関係」だけが生き残りそうな気がするね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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