2013年05月30日

オートロック

夕方、自宅マンションのオートロックの下で、女児が泣きべそをかいていた。

「どうしたの?」と声をかけると、「ママがいないの…」とメソメソ泣き出した。
女児は合鍵を手にしてなかったので、母親は自宅にいると思うが、呼出音に気づかなかったのだろう。
夕方の主婦は晩御飯の支度などで、忙しい時間帯にあるからなおさらだ。

僕を見上げて泣く女児に、「もう一度、呼んでごらん」と言うと、素直に自宅の部屋番号を押す。
すぐにインターホンから、「ハーイ」と母親の明るい声がアプローチに響くとオートドアが開いた。
「よかったね」と声をかけると、「うん」と返事をしながら、涙を拭いて屈託のない笑顔が戻る。

料理を作って待ち焦がれる母親のもとへ、子どもは少しでも早くかけよりたがるものだ。
家へ帰ったら、「おかえり」と言ってくれる親がいないと、きっとものすごく不安になるんだと思う。
その子の存在を支えてくれるのは、いつもの日常だったりするんだろうね。

僕も「鍵っ子」の頃があったから、オートロックが開かない不安は何となくわかるんだ…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック