2013年05月15日

カラスの知恵

カラスの学習能力には驚かされる。

徒歩で買物へ出かけた道すがら、目の前2m先に石のようなものが頭上から落下してきた。
その乾いた音は石ではなく、茶色のくるみだった。
誰かが悪戯に通行人へ放った落下物かと思い、あたりを見渡すが人の気配がない。
気にもせず歩を進めた瞬間、後方に気配を感じて振り向くとカラスが急降下してきて、路上のくるみを  くちばしでくわえながら、急上昇して建物の影に消えた。

以前、テレビで見た光景だった。
カラスは硬い殻を噛み砕けないので、上空から殻を落下させて、砕いた状態で餌にありつくという。
賢いのになると道路に餌だけ置いて、車に砕かれるのを待つとも聞く。
昔のカラスは群れで行動するだけで、単独になるとカアカアと虚勢を上げるだけだったはず。
それが今では単独でも行動するし、場合によっては単独で敵に襲いかかるという。
そのうち、特性を保ちながら組織的に餌を獲ることを覚えたら、人間にとって頭上の脅威ともなるよね。

進化しているのは、人間界だけではない。
犬や猫は人間との共存で種を保全してきたから、カラスも本能的な自衛力を編み出してもおかしくない。
数年前、猛禽類の特性を本で読んだことがある。
野生の猛禽類は、空中から死に絶えた獲物などを見つけると、直ちに地上の肉食動物を呼び寄せる。
その獲物を牙で噛みちぎってくれるお陰で、何日間も餌となる残骸にありつけるからだ。

カラスを猛禽類と呼ぶには大げさだが、こうして知らないところで着々と進化している場面を見ると、   いずれ街中の脅威となって、新しい攻撃性で人に危害を加えることもあるんじゃないかな。
物事には、一方的な進化はないんだからね。

夕方、万代の路上でカラスの生態行動を見た。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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