2013年04月19日

5W1H

夕方の万代では、新人社員と思える、初々しい顔をよく見かける。

僕は世間的な入社式を、経験しない中途入社だった。
同期と仕事帰りに一杯やりながら、愚痴をこぼせたり、心の支えがいたわけでもない。
たまに先輩上司と飲んでも「あいつに気をつけろ…」など、人間関係の嫌な部分ばかり囁かれていた。
そのうち、「昨晩、誰と誰が飲みに出かけたんだ…」というような、水面下の詮索がはじまってきた。
「俺の陰口を叩いているんじゃないか」と、管理意識が嫉妬に変わり、けして健康的とは言えなかった。

今の若者はなぜ、上司との関係を苦手にするのか、それぞれに理由はあるだろう。
それに「最近の若いやつらは…」で、一方的な思考で完結している上司も多いと思う。
仕事に自信がないほど、仕事の「5W1H」よりも、私生活の「5W1H」を気にするものだ。

僕は誘われれば、素直について行くタイプだった。
だけど冒頭に記した、思惑的な誘いには理由をつけて断っていた。
だから陰で「つきあいの悪い奴」と思われていたらしいが、その甲斐もあり、私生活の自由を手にした。

損得どうあれ、わりあい正直には生きてきたと思う。
長い会議ほど有効策が出ないのと同じで、私生活までムダに部下を連れ回したがる上司はいるんだ。
思惑的なことで連れ回されていたんなら、そりゃ部下も理由を作って逃げたくもなるわけであってさ。

時代の流れ、世代の価値観ってあると思う。
自分が若いときの頃を考えれば、あまりにも一面からしか見てないんじゃないかな。
いつまでも「今の若いのは、俺らの頃は…」を枕詞にしていると、そのうち厄介な上司になってしまう。

毎日が同じメンバーで、仕事をやるときは真剣に協力するけど、私生活は必要以上に干渉しない程度にしておかないと、どう考えても変に息苦しくなってくると思う。
新人を大人扱いするなら、私生活の「5W1H」なんて不要なことだ。

ひとりで酒も飲めないような男に、期待できることってあるんだろうか…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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