2013年04月16日

Danny Boy

62年 ビル・エヴァンスのアルバム「エンパシー」から、2曲目「ダニーボーイ」が好きだ。

02年 キース・ジャレット「東京ソロ」での、アンコール曲をきっかけにあらためて聴き直した。
誰もが、「枯れた情感が漂う」と感じるであろう。
そんな「ダニーボーイ」の良さを再認識したのは、メロディーの美しさを大切にして、少ない音で感情が  おもむくままに弾き語っているところなんだ。

若い頃、「音の間」の魅力がわからなかった。
エヴァンスやキースが好きな理由には、少ない音で間を作り、ペダルの使い方が絶妙であること。
極めて、告白的ともいえる演奏なんだ。

どのタイミングで、どんなメロディーが、いつ届くかわからない待つ興奮がある。
それぞれにシンプルな言葉で、切なそうなメロディーが、大人の色気だったりする。
音楽を符号で聴いていないが、自らの感覚で言えばこうなる。
それに熟年ファンが多いのはうなずけるし、皇太子の雅子様もキースのファンだという。

女性にジャズのアルバムを一枚プレゼントするなら、必ず両雄の何枚かは候補に上がる。
アルバム一枚中の一曲か、セレクトに迷うところだが、極めてソロに近いアルバムが胸に迫る。
だからと言って、女性にプレゼントするため、男がロマンティックな曲だけを、夜な夜なうっとりと編集している姿は少し気色が悪いしね。

そう思うと完全アルバムは、エヴァンスの「アレ」と、キースの「アレ」しかない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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