2013年04月05日

無難な話題

酒の席での話題は、同席者の誰もが会話に加われる、時事ニュースが適当であろう。

共通の話題が仕事だからと言って、仕事の話だけが続くと早めに切り上げたくなるもの。
家庭内不和や人間関係の愚痴なども、程度を知らないとその場が深刻になってしまう。
無難に天候や出身地などの「お約束テーマ」が過ぎると、今度は腹を割って楽しんでないと思われる。
ヘタに趣味やスポーツの話題を振ってツボにはまり、会話を独占されるのも結構辛いものがある。
政治や宗教の話題はタブーだとは思わないけど、空気を読めずに入れ込み過ぎると迷惑となる。

食べ盛りの新人社員が、目の前の料理に箸をつけれないほど、上司の独演会になると可哀そう。
内心「これじゃあ、何も食べられないし、何もしゃべれない…」と思うだろうが大丈夫である。
要領は簡単で、適度な相槌と接続語を入れて、上司に気持ちよく好きなことをしゃべってもらう。
「なるほど」を連発して、料理が冷めたり乾いたりしないうちに、さっさと食べてしまうんだ。

そのうち、上司もしゃべり疲れて、腹が減りだしたときが、新人社員のトーキングチャンスだ!
「AKB48」 「アニメ」 「ゲーム」 「スイーツ」 「フェイスブック」 「スマホのスペック」…
流行の最先端で畳み掛けていけば、さすがの「おしゃべり上司」もタジタジとなり、解散宣言するだろう。
まあ、新人社員がペラペラとそんな話をできるかなんだけど、とんでもない入れ知恵してるよね(笑)。
実際、帰りがけの牛丼屋あたりで空腹を満たしているか、電柱の隅で吐いているかのどちらかであろう。

酔いしれることは字の如く、誰もが自分の世界に陥ることなので、おたがいがおたがい大目に見ることが  器量だったりするもんだ。
一番の最悪パターンは、お酒を飲んで逆にストレスを溜めてしまうこと。

今日は新年度、最初の週末金曜日。
最初は理解不能な者同士、無難な話題で歩み寄りとなる春の宴。
歓迎会や景気づけで街中は賑わうと思うが、当店バーは待つのが仕事、賑わいは神のみぞ知る。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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