2013年01月20日

Jazz Talk Vol.18

店のコンセプト上、お客さんからの音源や映像の持ち込みも少なくはない。

コジャレ感覚を狙って流してないから、誰からであろうがこの計らいは嬉しい。
だからと言って、音がかけ抜けるスピードジャズじゃないし、気だるいカクテルジャズでもない。
店の雰囲気もキチンと考えてくれた、いい塩梅なセレクションである。

現在、釘付けになっている映像がある。
「HERBIE HANCOCK & ALL STARS」 (1996)
発表したCDタイトル「The New Standard」(1995)は、高頻度で聴きこんでいたが、同じメンバーで 日本公演の映像があるとは、今まで全く知らなかった。
当然、オールスターというぐらいだから、メンバーも硬派である。

HERBIE HANCOCK (P) …極めて攻撃的である。
MICHAEL BRECKER (Ts) …音楽ジャンルを飛び越えている。
JOHN SCOFIELD (Eg) …ギタースピリット全開。
DAVE HOLLAND (B) …演奏の骨格を形成している。
JACK DEJOHNETTE (Dr) …フレキシブルなリズム。
DON ALIAS (Perc) …効果的に打ちつけてくる。

これだけのメンバーを集めるのに、どれほどの時間とギャラのアプローチがあったのかと考えるあたり。
と言うのも、1978年「VSOPクインテット」結成当時。
当初「マイルス・デイビス」も参加予定でありながら、表向きはギャラを不服としてキャンセルしたと噂は
伝えられたもの、実は本人の健康上の問題であり、オファーをかけたハービーは悔やんだという。
本当かどうか知らない逸話を思い出したが、早くも脱線気味なので話を元へ戻そう。

90年代、楽器で分類しても、「オブ・ザ・イヤー」のメンバーだよね。
この日のメンバーが、いかに快調だったか聴き取れるし、全員ヒートアップして最後まで疾走する。
破格な重量級のグルーヴ感って、こういう演奏なんだろうな。
個人的に「デイヴ・ホウランド」の図太く粘りのあるベースラインが、ガッチリとバンドの骨格を支えているようで、その凄さをまじまじと思い起こさせてもらった。

そんな貸し借りも楽しみながら、慎ましくジャズを味わっている。
                                Special Thanks    Mr. NAGATSUKA! 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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