2013年01月16日

優勝願望

大相撲初場所がはじまっている。
前ほど力を込めて見ることはないが、今は取組を予想して独り言を吐いているぐらいである。

大関「稀勢の里」には、期待はずれが続いている。
毎場所「今度こそ」と、願望をかけているにもかかわらず、相変わらず「ここ一番」に弱い。
中途半端に煮え切らない白星の数が、そういう印象を与えてしまうんだと思える。
しかも、下位の力士に星を落として、勝手に優勝戦線から離脱してしまう脆さ。
「横綱になれ」とは言わぬが、頼むから「一度は優勝してくれ」と願っている。

稀勢の里は不器用で純朴な青年である。
自分の気持をあまり言葉にせず、いつも口を真一文字に結んでいることが多い気がする。
テレビのバラエティー番組に出ることもなく、ひたすら地味な相撲人生にも思えてしまう。
周りからも「気難しい男」だと、思われているかも知れない。
相撲界の「融通」に手を染めないから、取組は情け容赦なく、15日間は気が抜けないだろう。
人間、日常の距離感ひとつでも、温厚にも非情にもなれるからね。

愚直だ。
独り善がりだが、真実味を感じる。
あの涙もろさはどうかと思うが、それだけ性格が一本気で優しいのであろう。
いつまでも「青春貧乏」しているような面構えが、どこか惹かれてしまうんだ。
調子よくヘラヘラした奴より、仏頂面だけど芯が通っている青年のほうがいいでしょ。
親心で言えば、稀勢の里が優勝したときの満面な笑顔を見てみたいんだ。

それと僕自身の「若い時の不器用さ」を見ているようなところが、感情移入させられるのかも知れない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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