2013年01月10日

女友達

男にとって、妊娠はドキッとさせられる台詞である。

30代前半、東京吉祥寺にある地下のバーで、仕事の関係者4人と飲んでいた。
一番若い同席者である彼が、彼女から妊娠を告げられたという。
その話題に乗っかるが、まだ結婚はしたくないと複雑な心境をこぼしていた。

男の立場からすれば、いずれ身に振りかかることでもあるので、自然とダンボの耳となる。
それでも冷静さを保っているのが、僕より2歳年下で紅一点の未婚女性。
すると一息おいてから、女性の口から「その話、ウソだと思う」と一言。
隣の男も、「ちょっと、何を言い出すんですか」と、彼の心境をかばう。
彼女はその言葉をさえぎり、「違うの、生理的に考えるとおかしいのよ」と語り出した。
18年前の出来事なので、所々の記憶は抜け落ちているが、なかなか筋道を立てて話せる彼女だった。

はっきり思ったことは、「いざというときの女は強いな」と。
男はすぐに「どうするんだ」と結論を急かすが、女はまず「疑問を抱くのか…」と思ったんだ。
月経の仕組がわからない男にとって、同じ性機能を持つ女性は心強い。
そう考えると女友達のひとりでもいないと、行く行く世界が広がらないことを自覚したような気がした。

それでも最後、彼女は一言こう締めた…  「大丈夫、女は切り換えが早いから」
あの彼女の消息はわからないけど、近頃は凛とした女性は少なくなったと思うね。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オレも切り替えが早いので、いい女を紹介してくださいな。
45までならオッケー
Posted by パンチョ at 2013年01月14日 08:54
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