2012年10月29日

ぐうたら亭主

小雨降り続ける日曜の夜。

おもむろに、「飲みに行こうか」と相方に声をかけ、古町の居酒屋へ出かけた。
相方は、女友達との食事会がいい気分転換になっているし、僕はひとりで飲むのが好きなタイプ。
こうして、二人で飲みに出かけるのは久し振りである。

「カカと飲んで、何がおもっしぇん」と思われそうだが、最もな意見である。
だが、楽しいとは違い、気楽なんだ。
長年連れ添ってれば、沈黙に居心地の悪さはないし、聖火リレーのように話題を譲り合うこともない。
会話に「あー」だ、「うー」だの生返事で、間延びした雑談で過ごせる。

男と女が付き合い出した頃は、ほとんどの男が饒舌になる。
だけど月日が経つにつれ、おそらく女性の方が圧倒的にしゃべるようになるだろう。
そんな折、「ねえ、聞いているの」と苛立たれる。
僕は「あー、聞いているよ」と答えるが、「じゃあ、もう一度言ってみて」と確認される。
その瞬間、店員さんに「ビール」を告げて話題を変えると、「やっぱり、聞いてないじゃん」と嘆く。
こんな会話、夫婦じゃないと成立しないだろう…

いまさら、しみじみと人生相談などすることはない。
もう一緒に生活していることが、人生なんだからね。
答えのいらない会話を続けられることが、夫婦生活の自然なコツなんじゃないかな。

それに、「ぐうたら亭主」でいられること…  これこそ、男の贅沢かも知れない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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