2012年10月08日

コーヒー牛乳

子どものころ、風呂上りに腰に手をあてて、コーヒー牛乳を飲む姿は自然な決まりポーズ。

45度に見上げた視線の先には、人それぞれ違うものを見ていただろう。
鏡に写った自分の姿 扇風機 テレビ 料金表 蛍光灯 プロレスや映画のポスター 天井の染み…
年齢と身長によって、見るもの映るもの、少しずつ変わってくる。

僕はよく、「指名手配犯のポスター」を見ていたと思う。
キャッチコピー「この顔見たら110番」が印象的だった。
手配写真を見ながら、「三丁目のおやじに似ているなあ」「釣具屋のおっさんに似ているぞ」だとか、   頭の中で人相合わせをしていた。
身体的な特徴として、「背中に昇り龍の入墨あり」「左の小指がない」だのから、「メガネ着用」など、  変装術まで頭に入れていた。

前科者なら、逮捕時の正面写真を使えるが、初犯だと適した写真がない。
そうなると、スナップ写真から引き伸ばした顔を代用していたりもする。
写真が笑顔だと、「悪い人には見えないけどなあ…」と首を傾げたり。
容疑が強盗殺人、爆弾や放火と物騒な用語が並んでいると、子ども心で「あぶなっかしいおっさんだ」と思いながら、牛乳ビンの底に残っている最後の一口を飲み干していた。

職業イメージなのか、「人の顔を覚えるのが早いね」とはよく言われること。
意識にないことだが、銭湯の脱衣場で手配写真を見て、顔を覚えていたことも影響しているのかな。
そうだとしたら、懸賞金つきの指名手配犯と遭遇したら、あんがい懸賞金を獲っちゃうかもよ(笑)

人それぞれ、視線の先で見るものは変わっていく… 60円のコーヒー牛乳から学んだことである!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Shower Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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