2012年07月23日

Jazz Talk Vol.13

万代のCDショップで、さまざまなレーベルからのコレクターズ・アイテムが再販されていた。

僕は、音楽はあくまでも音楽として聴くべきことが持論。
ジャズを聴くことと、ジャズを集めることは別物である。
再生プレーヤーに同じCDが、何日も載っているのはそのためである。
つまり、ジャズを聴くことを目的にすれば、必然的にそうなるものだ。

音楽業界が不況らしいが、リスナーには恵まれた環境である。
しかし、それがかえってマイナスに作用していると思われる。
音楽を幅広く聴くことはいいことなんだけど、何かひとつに徹底する耳がないから浅い。
浅いから耳が届かないし、届かないから次に行く。
本当はその繰り返しに、もう飽きているんじゃないかな。
幅広さを柔軟とも言えるが、錯覚のようにも思えなくはない。

新学期の教科書に加えて、参考書を本棚に並べたのはいいが、最初の数頁を開いただけの感覚。
ビジネスバックの中身と同じく、無駄な資料や余計な書類を詰め込んで、仕事をした気になった感覚。
とりあえず入れておけの発想で、ただ重いだけでパンパンに膨らんでいるバックと同じ。
ジャズに戻せば、誰かのボックスセットを買って、そのまま聴かずに飾ってあるようなもの。
いつの間に「聴く」という原点から、大きく外れていたりしている。

僕の一枚は、10回以上は聴き返すタイプ。
10枚購入して、1回しか聴かないということはない。
人は100枚聴いてるのに、僕は10枚しか聴いていない。
いや、聴いていないというか、「聴けない」という方が近いかもしれない。
原点は聴くということなので、「詰め込む」ようなことはしない。
その意味で言えば、「僕なりの一枚」を選ぶときは気合が入るね。

旋律の美しさに格調の高さを感じ、現在聴き込んでいるアルバム (ジャケットの美しさも魅了)
Eric Reed [Something Beautiful] (2011)
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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