2012年07月09日

おじさん(8)

この頃、夏本番に向けて、「アロハシャツ」を着たくなる。

その昔、南の島へ観光に行くたび、「ネクタイ」と「アロハシャツ」を、旅の思い出に購入していた。
だが、日本だとアロハは見た目チンピラ風に映るので、あまり積極的には着ていなかった。
それでも、さりげなく季節に解けこみたくなるのが、最近の心境である。

今や素肌を人前でさらせるほどの肉体は失った。
自分自身の肉体を鏡に写して、思わず「プッ」と吹き出してしまうほどだ。
次第に迫る老化現象に対抗して、少しでも若くありたいと願うのが男の性。
アロハシャツを着ることにより、外見に関する意識の高ぶりを求めているんだろうか。
俺だって、数十年前までは上半身裸で、海辺でバドワイザーをラッパ飲みしていたぜ。
こんなになっちゃったけど、俺も若い頃…   無言のアピールなのかも知れないね。

最近、わかってきたことがある。
サッカーでも野球でもいいけど、自分がひいきのチームと、同じユニフォームを着たがるおじさん心理。
チームカラーに合わせた、バンダナやリストバンド、中には上から下まで同一化しているおじさん。
でも、似合っているおじさんって、ほとんど見かけないんだよね。
色白で腹が出たおじさん、ぶくぶくに太ったおじさん、髪の毛がかなり後退しているおじさん。
そうかと思えば、生物部で精子を顕微鏡で覗いた過去を持つような、理数系のひ弱なおじさん。
普通は似合わない領域に、手を出してはいけないような気もするのだが。
もしかして、僕のアロハシャツも…

もし相方が、「ムームー」を着たいと言い出したら、僕は断固阻止する。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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