2012年05月25日

今宵の不満

某日、少しご立腹な表情だったKさん。
「どうしたの…」と聞いてみると、「時代も変わったもんだ」と苦笑いでお嘆きのご様子。

居酒屋で飲んだ後、直属の部下に、「たまには次へ行こうよ」と気軽に誘ったことが始まり。
すると平気な顔で、「おごりなら行きます」と言ったらしい。
誘った手前、出させることはしないが、気分が悪くなったので次から誘わないという。
「部下は…」と聞くと、「仲良し同盟でこっそり、どこかの店でおち合ってるんだろう」と、少し投げやりに メーカーズマーク…  ざっとそんな言い分である。

時代は変わっても、それに似た話はよく聞く。
僕にも、似たような経験があるから、何となくモヤモヤした気持ちは分かるんだ。
直属の上司にシンパシーを寄せるどころか、同年代や気が合う者としかコミュニケーションをしない。
部下からすれば、仕事の延長はゴメンなんだろうが、そのための酒というのをわかっていないんだ。
それに「おごりなら行く」と臆面もなく言える、依存体質の部下に成果は期待できないと思う。
そんなもの、可愛げにもなりゃしない。
その上、「俺らの気持ちをわかってくれない」など、平気で泣き言をいうらしい。
わかろうとしているから、誘ってるのにね…

じゃあ何か… 「百歩譲って、わかった先に何があるのか言ってみろ」である。
その前に、「俺をわかれ」と言ってやればいいのだ。
いい仕事をしたいため、ゼネレーションギャップを埋めるべく気配りであろうに。
そこまでドライであれば、部下に気を使うこともないだろう。
所詮、会社はタスクフォースの場であろうが、ずいぶん矛盾したことも言っている。
「わかってもらいたい」と主張しているが、本当に誘ったら、びびっちまうんだからね。
大人になりきれない会社が持つ、独特ないい加減さであろう。

バーはプライベートな部分を含め、少し胸襟を開く場所でもある。
素顔を見せようとしている、上司の粋がわからない男相手にムキになることもないだろう。
「ドライにはドライでいい」と、割り切る考え方も必要である。

最初は苦々しい気持ちを引きずってきたKさん。
帰り際、「キュッ」と飲み干したラベルは、ファイティングコック!
おやおや、気合入れ過ぎだって…  お疲れ様でした、よい週末をお過ごし下さい。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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