2012年04月01日

自己投資

大震災以後、偽善的な発言も多くなったと思う。

自然回帰な生活をしよう、自然食品を食べよう、老後に備えた貯蓄だの、そのスローガンは自由だ。
しかし、文明社会の現代、偏りすぎた思考は妥当じゃない気もする。
僕が胡散臭いと思うのは、裕福層が「庶民の味方」みたいな態度をする姿。
審議中の増税案にしても、反対の立場の著名人は、増税に重みを感じるような低所得者ではない。
それこそ、絶対に倒産しない組織で生活に不安なく、老後も安泰な人に増税の痛みはわかるのかな。
お金は大切だけど、お金は回してこそのお金である。
裕福層は庶民の味方で関わるんでなく、経済発展のために潔く、投資マインドを持つべきだと思う。

僕の年上の知人で、親が開業医をしており、若くしてマンションと高級車を買ってもらい、さらに仕送りで暮らすひとり息子がいた。
近隣の手前もあるので、さしあたりの仕事で体裁を取り繕っていたが、その給与の全額を貯金していた。
事欠いて言うには、人づきあいはしないという。
理由をたずねたら、「人間関係が広がるとお金がかかる」と、人の目の前でシャーシャーと述べた。
しかも恋人を妊娠させておきながら、中絶費用だけポイと渡して、側にも居てやらなかった非情さ。
男の日常、一円単位まで割り勘、たばこ一本、缶コーヒー一本ですら、後で回収するほどのセコさ。
当然、仲間には愛想を尽かされ、男友達はいなかったようだ。

3年ほど前、旧大和デパートの地下食料品売場でのこと。
夕方のタイムサービスで、年金暮らしと思えるご老人の列の中、ひとりで並ぶ彼の姿を見かけた。
金持ちほど金を使う器量がなく、慈善活動するでもなく、ただお金を見てニヤついてるだけなのかな。
自分の金は百円でも減らさず、庶民の味方らしく振舞っている姿には、どこか違和感がある。
こうして考えれば、庶民レベルが自転車操業でお金を回している訳であり、お金を使わない金持ちが  何かにつけて反対活動に便乗していると、「心にもないマネするなよ」と言いたくもなる。

無い袖は振れないけど、浪費でなく、少しの投資マインドがないと、「人・モノ・金」は動かない。
その中でも一番重要なのは、身の丈に合った自己投資じゃないかなと思うけどね。

日曜午後、久し振りの休日、少しまったりとした気分でブログを書いている。
これから、銭湯で体をほぐしてから、夜は某居酒屋で人と落ち合う…   楽しい夜になりそうだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック