2012年02月25日

コンタクトレンズ

24日、これが2回目の騒ぎである。

いったん、お客さんが引けた店内の厨房で、相方が「あー、ちょっと…」と叫んだ。
何ごとかと思い、「どうした」とかけよると、「またか」… 片方のコンタクトレンズを落とした。
実は、前にも店内で落としたことがあり、結局は見つからずじまいで、片方分二万円の出費だった。

僕も今度ばかりは焦り、相方の動きを制止した。
床に足をつけたままの姿勢から、足首から腰の範囲にある備品回りをゆっくりと探させた。
一方の僕は、厨房の照明を全開に点けて、LED電灯を片手に床をくまなく探すこと5分。
その姿は、まるで鑑識が物証を見つけるように、目を凝らし、息をひそめ、ゆっくりな動作を続けるが、 頭の中では、「二万円、二万円…」と、念仏のように唱えている。

その間、お客さんが来たら「やばいな…」と、血相を変えて探すこと約10分。
相方が、「あった」と叫び、その場所に目を向けると、シンク手前に吊るしてある、プラスチックゴミ専用のレジ袋の中で反射していた。
そのまま、花の種子をピンセットで摘むように、人差指につばをつけて、息を止めて慎重に取り出す。
右手の指先から、左手の平に乗せたときは、それは思わず、「バンザーイ!」と叫んでしまった。

相方のコンタクトは、少し特殊な形状が施してあるらしく、一般のタイプよりも価格が高いらしい。
それが両目ならば、四万円かよ… おいおい冗談じゃない。
こりゃ、必死になるけど、もしお客さんがいたら、どうしたもんだろうね。
一杯おごるから、一緒になって探してもらったとしても、心情抜きに数字で考えれば全うな判断に近い。
とはいえ、酔ったお客さんに探すのをお願いしたとしても、とんでもない事態も考えられる…難しい。
5分経過し、しめて15分後、男性お二人様ご来店。
何ごともなかったように対応したが、内心は、そのタイミングの良さにホッとして、安堵感に包まれた。

僕はこの先、コンタクトレンズはゴメンであり、牛乳ビンの底みたいなメガネで充分である。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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