日曜の夜は、お客さんの意識が月曜に飛んでいるせいか、どうしても客足が鈍る。
その上、この寒さと雪だ… 今晩はCDを、ざっと3枚ほど集中して聴き込めた。
@Jackie Mclean Quintet (1955)
AMulgrew Miller Trio (1986)
BChick Corea Super Trio (2004)
こう書くと、「好きなことを仕事にできていいね」と思われるかも知れないが、必ずしもそうではない。
ジャズに関して言えば、まあ、飲食店の 「賄い飯」だと、思ってくれればいい。
僕は音響設備に投資したり、音源の数を誇れるほどの「マニア」ではないが、ジャズを聴かぬ日はない。
それに、平均以下の知識しかないと思っているので、逆に、お客さんから教えられる部分も大きい。
往年のファンは、自宅がオーディオルームと化し、それはもう膨大な音源を保有している環境を持つ。
ジャズ喫茶へ聴きに行くより、紳士的に、「ジャズ談議」を楽しみに行く、そんな感じじゃないかな。
僕もジャズ喫茶は、音楽を聴きに行く以上に、店主の個性を求めて行くことの方が、動機は強かった。
97年まで東京渋谷にあった、ジャズ喫茶 「渋谷スイング」の店主がそんな感じだったかな。
当時は年の差50歳だったけど、ジャズを軽い切り口にしながら、世代を越えた会話が心地好かった。
当店、「ジャズバー」ながら、視覚的に見れば、けして、「ジャズの店」らしくないかと思える。
いや、ジャズらしくないから、誰にでも垣根を作らずに、あまり間口を意識せずに入れるのかもね。
それに、ジャズをオシャレ感覚に利用して、「木で鼻を括る」ような雰囲気にはしたくないし。
【当店比】ながら…
ジャズが詳しいお客さん 10%
ジャズが好きなお客さん 35%
ジャズを意識しないお客さん 55%
そんなもんなんだよ… 意外だった?
ジャズの接し方は、多様で気軽になってきている。
日常生活の中でも、ジャズが街中のBGMとして、いろんな店や場所から流れているご時世だ。
全店主がジャズに詳しいかどうかは、まゆつばものではあるが… (笑)
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