2012年01月24日

田中さん

芥川賞を受賞した、「田中さん」(39)の不機嫌会見が話題である。

田中さん、いいよ、ここまで不機嫌を徹底しているなら、いいよ、田中さん、その調子だよ。
一度も仕事をしたことなく、母親の収入と年金で暮らし、紙と鉛筆だけで受賞作を執筆したんだからね。
今だ、ケータイにパソコンも使っていないという、初心貫徹ぶりも気に入った。
4回も落選させられた怒りからか、「私がもらって当然」と豪語するあたり。
しかも、「教師に嫌われていた」、「友達もいない」、地元の下関を、「乾いた街」とする表現。
いいよ、ハンパじゃないよ田中さん、徹底してるよ。

「芥川賞は、もらっておいてやる」じゃなくて、「俺の才能を認めなかった、おまえらはバカだ」と言い放ち「目的を果たしたので、こんな賞は返上してやる」と言いながら、ネクタイを放り投げて退席したら、本当の大物であったに違いない。
積年の恨みで、芥川賞を辞退して立ち去ったら、それこそ殿堂入りである。
その才能を、ほったらかしにされていた怒りだよね、田中さん。
世間は「けしからん態度」とやらで、道徳的な説教も飛び交っているが、田中さんはそう言われることは先刻承知なんだ。
つまり、確信の範囲だから、世間が騒ごうが何とも思ってないだろうし、それこそ、「柳に風」だ。
ある意味、個性に乗せられちゃった訳だ、ねえ、田中さん。

記者会見の質問もつまらなかったでしょ。
あそこまで不機嫌なんだから、最後はきれいにぶち切れなきゃ、中途半端な退席だったであろう。
僕が記者だったら、こう質問するよ… 「田中さん、パンツ履いてますか」、発狂しちゃうかな。
もしかして、「ノーパンのどこがいけないのでしょうか」と、不機嫌に言われるかな、田中さん。

田中さんは、どこか不当な評価をされている、「ジャズメン」ぽいんだよね。
それも単独行動が好きで、思ったことだけを表現する個性派。
そうだ、個性の強さで聴かず嫌いとされていた、黒人ピアニスト「セロニアス・モンク」に似ている。
うん、田中さんはジャズ寄りの人で、「モンク」ばっかり言っていることから、セロニアス・タナカだよ。
いいよ、そのスイング感、気に入ったよ… ノッテルね、田中さん。

僕は、芥川賞作家、田中慎弥「共食い」、ちゃんと読むよ。
アラ、あとひとりの芥川賞作家と、もうひとりの直木賞作家って誰だっけ…? おそるべし、田中さん。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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