2012年01月20日

資格あるの…

誰もが、お店に点数をつけられる時代になった。  (1月9日の続編になるかな…)

僕らの世代、食卓のおかずに文句なんて言おうもんなら、「じゃあ、食うな」と皿を下げられた。
好き嫌いはあったけど、食事にいちいち文句を言っていれば、誰だって嫌な気持ちになるでしょ。
「おいしい」と言って、食べている人もいるんだから、一緒に食事をするときの作法だと思える。

若い頃、上司と居酒屋に出かけて、自分で頼んでおきながら、つまみに手をつけなかった。
 「自分が頼んだのなら、ちゃんと食べろ」と叱られた。
上司の行きつけのスナックへ誘われて、女性が来るまでの間、足を投げ出して待っていた。
 「おまえの家じゃないぞ、行儀よくしろ」と叱られた。
もうわかったと思うけど、食事に行く、社交をすることは、最低限のマナーを仕込まれた。
大人扱いされているのに、それに気がつかなかったことは、社会人として反省させられた。
最近の上司はわからぬが、年上の立場で言えば、そういう行儀の悪さは許し難いであろう。

最近はどうだろうか…
もしかして、上司にご馳走になっていながら、「不味かった」なんて言うほど、失礼な感想はない。
それに人の金で飲んでいながら、スナックの女性を口説くなんて、これほど浅ましいこともない。

この5年ほど、最低限の作法を知らない連中から、お店の点数をつけられるような世の中になった。
箸も満足に使えないのに、和食店の点数なんてつけられるのか…
口の中でクチャクチャ言わせながら、洋食店の点数なんてつけられるのか…
明らかな知ったかぶりで、バーの点数なんてつけられるのか…
大変な状況のようである。

会社なら数字が読めないのに、経営会議に参加しているようなものだ。
それよりも、ビジネスマナーの方が、よっぽど対外的に大切なことでしょう。
それでも、僕は点数をつけるのを真っ向から否定しないのは、本当にしっかりしたモノもあるからね。
でもさ…、店に点数をつけれるだけの、その資格があるかないかぐらいは、落ち着いて考えるべきだ。

僕は人の店に、点数をつけるほどの自意識はないし、そんなお節介を焼くつもりもない。
別に、資格のあるなしではないが、粋には思えないんだ…   ただ、それだけ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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