2011年12月13日

「絆」遊び

今年の世相を締め括る、漢字一文字は 「絆」に決定した。
選考は東日本大震災の復興支援など、人と人との絆の大切さが反映された結果だろう。

「絆」の一文字には、様々な思いが込められている。
震災から得た教訓は、命の大切さであり、絆の見直しである。
傍ら、その言葉に陶酔しているだけで、軽々しく引用しているだけの矛盾を感じたのも事実だ。
絆とは、相手を信じて、それに応える行動でしか、結びつきは証明されないと思う。
絆を交わすことは、リスクがともなうという、肝心なところも忘れている。

最初は誰もが、純粋な気持ちで支援に理解を示すが、それが自分たちの周辺に火の粉が降りかかってくると、極めて神経質なまでに振り払おうとする。
そりゃ、普通に言いたいことはわかるよ。
放射能汚染を懸念する声が多く、ガレキの受け入れ場所は進まず、被災地の樹木は低い放射性濃度であっても危険だとして、鎮魂の儀式すら住民に反対されている始末だ。
過剰に守ろうとするのは、風評被害に胡坐をかいた便乗エゴであり、支援を表明したのであれば、その矛盾に気づくべきだろう。
そんな、「絆」の中に詰まった、「夢」や「希望」が、所詮は裏切るための前提だったら虚しいね。

僕はまだ口先だけの、「絆遊び」のように思えるし、「言葉や行動なき絆」なんて、聞いたこともない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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