2011年10月21日

お店探し

今週某日、相方は恒例、「月イチ会」へ出かけた。

松竹梅でいうところ、竹の料理コースだったらしいが、「料理の量」と「提供の間」に不満があったらしく、単品を追加注文したという。
女性は料理に重きを置くので、要求水準は高いし、主婦が相手ではなおさらである。
行き慣れれば、行き慣れるほど、クオリティ・サービス・クレンリネス・アメニティの内、どれかひとつでも欠けても、普通に満足しないのが女性である。
その辛口ぶりが、飲食店の水準を底上げすることになるのだろうが、全体的にどうもギスギスした感が濃くなっている気がしてならない。
一等地だから美味しいとは限らないし、繁華街の看板が頻繁に入れ替わることに気がつけば、そんなにたくさん美味しい店があるはずがないだろう。

男の店探しは、勘や感覚を頼りにしているので、特にたいした基準などない。
僕の場合、強いて挙げるなら、古い佇まいながら、きれいに清掃されている店に惹かれる。
女性は情報誌やネット検索で店を選び、なおかつ、クーポン券のあるなしが決め手らしい。
いろんな情報を頼りに、いろんな店で過ごしたいのが、女性の欲張りな性分である。
ちまたに現れる、覆面調査員になるには、打ってつけのタイプではなかろうか。

初めての街でない限り、いつまでも、あれこれ浮き足立って、店探しに興じる男は少ないかと思う。
男の店の決め方は、何通りかあって、料理と酒、価格やアクセスで選ぶことが大半であろう。
それが、どこそこのチェーン店だけであれば、一緒に飲んでもつまらない男に映る。
その他には、昔お世話になったとか、仲間の店だからなど、男には仁義や友情が優先するものだ。
バーも今上げたその他の要素は強く、店主の血統が濃く反映されるので、お客の個性が出やすい。

それこそ、「美人店員と仲良くなりたい」とか、願わくば、「女性客をナンパしやすい店」を選ぶ間男には、まず絶対に、常連として定着しないことは判っている。
だいたい、出会いをモチベーションに飲食店へ通う男は、ほとんど、その幻想を打ち砕かれている。
もう動機が違うんだから、不自然な態度が極まりなく、見抜かれているのだ。
自然な立ち振る舞いの男だから、自然と女性が側に寄り添ってくると思うね。

そう考えると、お店とはちょうどいい、パワーバランスで釣り合いが取れている。
男と女では、こんなにも違うでしょ… 女性にはわからない、男の世界観である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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