2011年08月24日

曖昧な記憶

人と会うことで、ストレスが解消することがある。

長年の友人から、「高校を卒業して東京に行くその日の朝、新潟駅まで見送りに来てくれたのは、忘れてないんだよな…」と、懐かしみを込めて言われた。
言われなかったら、一生思い出すこともなかったであろう。
何しろ、28年前の出来事である。

今更、昔の記憶を整理することはないが、切り出しが恨み節でないことにホッとした。
記憶が抜け落ちていた部分ながら、感謝される分には大いに結構なことだ。
しかし、知らぬ間に人を不愉快な思いにさせてしまい、イメージが独り歩きしている場合もある。
人を不愉快にさせた記憶よりも、不愉快にさせられた記憶の方が、はるかに幅を利かせてたりする。

だからと言って、過去をさかのぼり、記憶の水掛け論をするのはバカバカしい。
あやふやな記憶の中にある、あやふやな懐かしさが心地良かったりするからだ。
今になって気軽に会えるのは、男女や年齢分け隔てなく、あやふやで楽しかった思い出だけを率いて、座持ちできる関係なのかも知れないね。

努めて、「酒好き」だったら言うことない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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