2011年06月05日

最後の晩餐

日本には、ダンディズムがないよな…。

一国の首相が、震災の復興をメドに辞任すると断言したら、辞めることばかり取り上げるんだからさ。
おまけに「うそつき」だ、「ペテン師」だの、言論の民主化も貧しく感じる。

言いたいことは普通にわかるよ。
人は辞めると言ったら、意識は低下して、責任逃れすると言うんでしょ。
ついでに組織だから、人の代わりはいくらでもいるとでも言うんでしょ。
誰もが使う、この機械的なアプローチは何とかならないのかな。
どこか人間性を欠いた、冷たさを感じてしまうのだ。

昔読んだ、海外小説の場面を思い出した。
イタリアのマフィアのボスが、レストランでディナーを愉しんでいた。
だが、窓の外から、敵対組織のスナイパーがボスの額を照準にして、ライフルのスコープを絞っていた。
引き金を引けば、それで終わりだ。
撃とうとしたその時、隣で見届けていた組織の男が「待て」と静止して、いったん銃を置かせた。
「あの極上ワインを飲み干してからでも、遅くはないだろう…」と一言。
そして、最後の一口を飲み終えた瞬間、銃口からはじき出された弾丸が火を噴いた!
うろ覚えを再現してみたが、こんな場面だったと記憶している。
マフィアの抗争は別にしても、「男のダンディズム」は感じるであろう… つまり、粋なんだよね。

そんなパワーゲームに興じている日本の男たちは、ことごとくスーツの似合わない国民である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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