2011年04月26日

全共闘世代

昨夜の続きとなるが、24日の日曜営業の後半…。
日曜独特の静けさの中、スピリチュアルなジャズを流しながら、客待ちをしていた。

夜も更けた頃、Kさんがお見えになった。
新潟駅前の居酒屋で、明治大学のOB会に出席した帰りだという。
持参したCDを聴きたいらしく、他に客もいないタイミングなので気軽に店内で流した。
そのCDは、明治大学の校歌や応援歌を一枚に編集したオムニバスCDであった。
Kさん、母校の校歌をしみじみと聴くのは卒業以来、実に40年ぶりらしく、聴き入る姿はとても表情良く、とめどなく記憶が蘇えっているかのようである。

1970年前後、全共闘世代であろう…。
ジャズ喫茶で朝から晩まで、居続けたことのある世代だ。
木造モルタル2階建てのアパートで暮らし、朝はサボテンに水をやり、流し台で頭から水をかぶったり、そんな若い日々を過ごしたのであろうか…その時代、神田川の歌詞があった。
青春の定義は貧乏であり、その経験があって今があると思える。
だからこそ、懐かしむ表情に哀愁が漂っているのは理解できる。

何の変哲もない、小さなジャズバーである。
そんな中、純粋な思い出とつき合える、人間関係は築いてきたと思っている。
私の生まれ年の名盤、ジョン・コルトレーンの「至上の愛」を店内に流した。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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