2011年03月17日

大地震発生…7日目

東北太平洋沖地震(仮称)発生から、明日で一週間が経過する…
ここで一端、個人的な考え方を整理したいと思う。

時は2004年10月23日、M6.8を記録した新潟県中越地震にさかのぼる。
その頃の私は毎年11月下旬、南魚沼市にある家族経営の温泉旅館で過ごすのを愉しみにしてたが、そこは被災地にほど近い場所にあり、復興の真っ只中でもあった。
「そんな時、温泉へ行くのはしのびない…」という心情に駆られて、その年だけは急遽中止にした。
だが、何かのキッカケで、きれいごとを言っている自分に気がついた。

常宿は観光を生業にしていることを考えれば、その同情的な自粛が復興の足をも引っ張っていた。
自分の心の狭さを自粛にすりかえて、現状を正確に捉えられない偽善者になっていたのだ。
それに気づいた年明け、例年の二ヶ月遅れになったが、いつもの温泉旅館に足を運んだ。

この経験を元に整理すると、過度な自粛とは何の役にも、何の同情にもならないということだ。
つまり、独りよがりで内向きな自粛ほど、復興や地元の経済環境までも悪化させてしまうのだ。
被災者は地震の影響で、日本のイベントが次々中止になることは、望んでいないのではないか。
私がその立場なら、「気持ちは受け止めたから、気にせずに楽しんでよ」と言うかも知れない。

庶民レベルでの過剰な気持ちの自粛なんて、早くやめるべきだと思っている。
あとは、そのやり方を考えればいいのであり、今の時期なら送別会ぐらいやってやりなよ。
しっかりと被災地の状況を気にかけながらも、今までと近い生活に少しずつ意識を戻して行くのが、結果として支援の和が広がることになるはずだと思う。
それを「被災地のことを考えたら、自粛することが私たちの祈りです」なんて、本気で思ってるとしたら、そいつはきっと大変な奴だよ。

経済的に元気がなければ、支援したくても支援できなくなる。 そこを考えるべきなんだ!
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前に生まじめさが経済の足を引っ張っていると言ってましたが、その通りのようですね。みんなと同じ方向じゃないと不安になるんですかね。
Posted by FIVE at 2011年03月21日 10:09
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