2011年02月05日

TAXI.1

先日午後、新潟市内をタクシーで移動していたとき、初老の運転手と軽い世間話になった。
道中なので、会話量は限られてしまうが、その内容は常に共通していることに気がついた。

まず、地元新潟の景気動向についてか、もしくは全国的な時事ニュ−スが挨拶代わりとなる。
その次の振りこそが共通していることで、「新潟古町の衰退化」について語られることが多い。
それは地元なら、誰もが知っている共通の話題であるので、気軽に参加できるからだろう。
当然、誰もが口達者になれ、答を必要としない会話だからこそ、心地良いのかと思われる。
会話の社交辞令であろうが、個人に向けたことではないので、どこか共通意識も芽生える。
その意味では「古町の様変わり」こそが、実は人と人との良き縁を取り持っているのかも知れない。

いつも思うことだが、タクシーとは不思議な乗り物である。
ゼロから他人と接触しているのに、なぜだかスムースに会話へ入れる。
手を上げてタクシーを停めるとき、当然、運転手は私の顔や風貌を見ているはずだし、目的地を告げるときの声の印象でも、私という人物を瞬時に判断していると思う。
運転手の主観はわからないが、車内でよく話かけられるのは、もしかして間延びした顔をしてるのか?
それか、未知な会話に飢えている運転手にとって、お客とは貴重な時間になるのであろうか?

そんな会話上手な運転手と、古町ネタで花が咲き、目的地に着いた頃には少し得した気分となった。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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